中村明日美子の新装版が着々と集まってきて本棚が幸せであります。
「コペルニクスの呼吸」に続く第三弾は「鶏肉倶楽部」。
クラブではなく、倶楽部。
某小説の金曜倶楽部然り、「倶楽部」は怪しさが見え隠れして好きな字面。
映画「同級生」を明日美子ワールドの入り口にしたけれど本気でハマってしまったのはこの一冊のせいだと思う。
表題の「鶏肉倶楽部」はもちろんだけれども「海のパイパイ」が個人的に「これは(性癖に)きた」って感じです。自分自身の存在より上位の存在に食べられたい(消費されたい)欲?
トースト考、ポテトチップス考みたいな見開き食レポも楽しい。